竹島問題の歴史

16.1.08

Web竹島問題研究所の記事を翻訳する許可を得ました

韓国政府は独島関連事業に巨額の予算を投入していますが、日本政府は竹島関連予算として年間一千万円程度しか支出していません。しかも最近、インターネットで活発な活動をしている在日韓国人の半月城こと朴炳渉氏と東大准教授の玄大松氏が韓国の政府機関である韓国海洋水産開発院独島研究センターの海外諮問委員である事実が判明するなど 、韓国政府の主導による日本国内での工作活動が大変活発に行われているようです。特に朴氏の事実を歪曲した解釈とそれに対する反論に真摯に答えることの全く無い態度には怒りを通り越して呆れるばかりです。また、本来学者として事実に即した研究活動を行うべき玄氏も朴氏の誤りの多いその著作を、その内容の歴史的検証をないがしろにして無批判に採り上げ、あたかもそこに書かれていることが既成事実であるかのように、日本国民の税金を使って国立大学におけるシンポジウムなどで紹介しており、このままでは、日本人が在日韓国人全体はおろか、玄氏を含めた韓国人そのものに対する悪印象を持つ事は必至であると思われ、大変憂慮すべき事態であると思われます。

日韓相互理解に基づく竹島問題の平和的解決のためには、まずは事実に基づいた研究への真摯な取り組みと、なにより日本国民のこの問題に対する関心を呼び起こすことが不可欠だと思われますが、本来国が主体的に取り組むべき領土問題を、実際は大変少ない予算の中で一地方自治体である島根県が取り組まざるを得ないのが実情です。

そうした中、竹島問題研究会とその事業を引き継いだWeb竹島研究所の報告書や記事の中に、各専門分野の研究者達が発表する大変興味深いものが多く、是非紹介したいと思っておりましたところ、最近記事の翻訳許可を得ました。そこで、適宜選んで翻訳し、順次投稿していきたいと思っています。

韓国では竹島に関する日本側の、正当な主張はおろか学術的研究でさえも、一般の国民に知らされることは殆ど無いようです。当ブログは主に研究主体の英文ブログである為か、韓国からのアクセスが大変多く、ここで日本側の学術的な記事や論文を韓国人を始め世界の人々に紹介する機会を持つ事は、相互の理解にとって有効であると考えます。

(追記) これをご覧になった方で、もし翻訳作業にご協力を下さる方がおられましたら、是非こちらへコメントをお寄せ下さい。

2月22日は竹島の日です。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto 

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